本間宗究(本間裕)のコラム

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2022.8.8

8月6日の8時15分

今年は、77回目の「広島原爆の日」を迎えたが、この点に関して、以前から不思議に思っていたことは、「なぜ、広島に原爆投下されたのが8時15分だったのか?」、そして、「この時刻は、9日後の8月15日を示唆していたのではないか?」ということだった。また、「8月15日」については、「1945年から26年後の1971年の8月15日」が「ニクソンショック」であり、また、その26年後の「1997年8月15日前後」が、いわゆる「タイから始まった信用収縮の日」だったことも見て取れるのである。

そのために、「1997年から26年後の2023年8月15日」にも、大きな注目をしている状況でもあるが、今年の原爆記念日に感じたことは、「なぜ、日本に、二度も原爆が落とされたのか?」ということであり、また、「長崎に原爆が投下された8月9日の11時2分が、今後、大きな意味を持ってくるのではないか?」ということでもあった。つまり、現在は、「2022年の11月2日」に対して、大きな注目を払っている状況でもあるが、今までの推移からは、「この前後に、金融面の大事件が発生するのではないか?」とも感じている次第である。

より詳しく申し上げると、「21世紀」に入ってからの出来事としては、「2001年の9・11事件」や「2011年の3・11大震災」などのように、「11」という数字が「キーワード」となっているようにも感じられるのである。そして、「金融敗戦のXデー」を考え続けてきた私自身にとっては、今回、「11月2日に、何らかの大事件が、金融界で発生するのではないか?」とも感じさせられた状況だったのである。

ただし、この点については、単なる「私自身の思い付き」にすぎず、現時点では、「決して、確信をもって語れるような話ではない」ものと感じているが、一方では、「11次元にまで発展した現代の物理学」などの「更なる発展」により、将来的に、「カズタマ」や「コトダマ」などの解明がなされる可能性にも期待している次第である。つまり、「ライプニッツの予定調和説」などが指摘しているように、「すべての出来事に、目に見えない意思が働いている可能性」のことである。

別の言葉では、現在の「未熟な社会科学」しか理解できない我々にとっては、「すべての社会現象」に対して、「時代の証言者の一人として、素直な態度で、事実を直視する姿勢」が必要な状況であり、また、「あらゆる出来事に対して、先入観を持たず、子供のような好奇心で眺める態度」が求められているようにも感じている。