本間宗究(本間裕)のコラム

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2021.9.2

4月4日の44番

私自身の「ラッキーナンバー」は「4」だと感じているが、この理由としては、大学受験の時に「受験番号が44番であり、また、合格発表日が4月4日だった」という事実が指摘できるものと考えている。つまり、私自身としては、「不吉な番号と言われた4が4つも重なるのだから、決して、合格するはずがない」と考えていたものの、実際には、「合格し、実際に入学した」という状況だったのである。

そのために、その後も、「4月4日の44番に、何らかの意味が隠されているのではないか?」と考え続けてきたが、「2021年の8月」になって、ようやく、答えが得られたようにも感じている。つまり、「1977年に金融界に従事し始めて以降、44年4か月4日という時間をかけて、ようやく、自分が納得いく回答が得られた状況」のことである。つまり、現在では、私のライフワークである、「お金の謎」、「時間のサイクル」、そして、「心の謎」について、自分自身が納得のいく答えが得られたものと感じられるのである。

そして、今後は、「残りの人生をかけて、理論の検証を行っていきたい」と考えているが、同時に感じることは、「量子力学」や「分子生物学」などの「私自身が手に負えない領域の研究」である。つまり、「神の智慧」というのは、きわめて奥が深く、人類が理解できることは、「エジソンのコメント」のとおりに「1%の百万分の一程度の状況」のようにも思われるのである。

別の言葉では、「人類の絶えざる進化と創造」については、決して、悲観することなく、今後も、「全く新たな社会が展開する可能性」に期待するべきだと考えているが、一方で、当面の問題としては、「大膨張した現代のマネーを、どのようにして処理するのか?」という点が指摘できるのである。つまり、「一時的な変更」と言われた「ニクソンショック」から始まった「マネーの大膨張」、すなわち、私が名付けた「信用本位制」の下で発生した「デジタル通貨の大膨張」が、実際には、「AI(人工知能)」や「コンピューターネットワーク」などの発展に貢献している事実を、どのように理解するのかということでもある。

より具体的には、「人類の偉大な覚醒」のために、「過去100年間の世界史」が存在した可能性のことだが、この点に関して、より重要なポイントは、「人間の心は、いったい、どのようなものなのか?」、そして、「心が造り出した人間社会には、どのような特徴が存在するのか?」などを、より深く分析する必要性だと考えているが、実際には、人知では測りきれない「神の智慧」が存在する状況のようにも感じている。